自作ウインドジャマー
ウインドジャマーを自作してみました。

テープ外部マイク化粧用パフ
今まで車載カメラの風切り音対策では、テープを貼ってみたり、外部マイク、化粧用のパフを被せたり、スポンジなんかも使いましたが効果は得られず諦めてました。

ただひとつ心残りだったのが、ウインドジャマーだった訳ですが、買うにも種類の少なさやサイズの問題もあって動けないで居ました。

じゃあ、自作してみようか?
調べるとご自分で作ってる方も多いようだったので、色々と情報を得て苦心してみました。

まずは素材です。
生地屋があれば似たような毛がフサフサなのを買うんですが、悲しいかな生地屋と言うのが近場にない。

どうするかなあ?
そして見つけたのが100円ショップのこちら。
ケータイ キーホルダー
よく女の子がケータイにぶら下げてるヤツですね。
これを試しに3個ほど買いました。

最初は分解せずに差し込めんじゃないの?
と、思いましたがそれは叶わず。

1個目はカッターで適当な場所に切れ目を入れて分解したところ、何とか四角い生地になりました。

さて、この四角いのをどうするか?
やっぱ立体に縫うしかないか。
チマチマと縫ったは良いけど小さくてマイクが入らず失敗。

2個目はフサフサの毛をかき分けてると、1本の糸を発見。
これは何のための糸だ?
切ってみるとバラんと綺麗に分解できました。
日本猿がノミを取る気で探してみてくださいw

今度も縫ってると失敗する気がしたし、面倒でもあったので他に何か良い手はないかと考えた結果。

周囲に1本ヒモを通して巾着みたいにしたら簡単だし、ぎゅっと締めれば風も入らないんじゃないか?

抜け落ちる毛を気にしながら太い針を使って巾着にしてみました。
テストで息を吹き掛けてみたところ、やっぱり「ボーッ!」と言うノイズ。

これもダメなのか…

でもまあ、せっかく作ったんだし息と風とは違うかも知れないので期待を込めてバイクに付けて走ってみました。
自作ウインドジャマー
すると、なんと言うことでしょう!
今まで苦しんでいた風切り音を綺麗に拾わなくなっているではありませんか(^_^)

完璧とまでは言えませんし、
高速で走ると若干、音が割れるようにも思えますが有りと無しでは雲泥の差。

これは使えます。
かき消されていたエンジン音も心地よく聞こえてきます。

ちなみに今回は巾着の中に余裕があったので、外部マイク買ったときに付属していたスポンジを仕込んでダブルの効果を狙いました。

マイク位置はヘルメットのすぐ下。
風当たりの強いところです。

生地の毛の長さは2センチぐらい。
他にも1個199円のも買いましたが、そっちは毛足が短かったので使いませんでした。

付け外しなど、まだまだ改良の余地はありそうですが、やっぱりあの毛は効果があるのだと実感した次第です。

まあ、100円なのでそのうち毛が抜け落ちてハゲていくとは思われますが、その時はまた作ればいいや。
そんな感じです。

VIO POV.HD
使用した車載カメラは「VIO POV.HD」
GoProやDrift.HDのような内蔵マイクには使えないですが、ご参考になれば幸いです。